未経験からSESになってみて体験した現実

Instagram

IT業界で働いてみたいと思うけど、未経験でも働けるのかな?
SESなら未経験OKとよく見るけど、SESってなんだろう、、、

おはようございます、くるみです。
私はバレエダンサーと接客業から一転、未経験から約一年間、SESとして大手企業でWEBサービスの開発運用に携わりました。

今回は私のように未経験からIT業界へ転職するときに関するトピックです。

☑この記事のお勧め読者
・IT業界への転職を検討している
・SESとは何か知りたい
・実際SESを利用してエンジニアになった人の体験談が知りたい

未経験からIT業界に入る際に多くの人が利用しているSESという方法。
ですが、デメリットも多いので実際の体験談を交えてお伝えします。

未経験だとSESはほぼ避けて通れない

まず、SESというものについてですが、

IT業界の事業は
・自社開発
・受託開発
・SES(System Enginnering Sevice)
という3種類が存在します。

SES事業とは、、
技術力・人手の足りていないIT企業へエンジニアを派遣し現場に常駐勤務させる事業のことです。
つまり、入社した会社とは別の会社に毎日通いそこの仕事をする、ということですね。

雇用形態は契約・正社員・業務委託と様々です。

IT業界へ別業種から転職する場合、中々未経験からいきなり自社開発へ正社員として雇ってくれるところは多くありません。
SESであれば正社員というリスクを背負わずに済みますから(正社員だと簡単には解雇できないなど)、未経験のでも可という募集があったりします。

その為SESという仲介を利用し現場経験をを積む、という流れになりやすいわけです。

しかしこの”別の会社に常駐勤務する”というあたりに問題が多数潜んでいます。

SESは給料が安くなる

上記で述べた、入社した会社とは別の会社へ常駐勤務する、という流れの間に別の会社が入るケースが多くあります。
これがIT業界特有の多重請負です。

【自分が所属している会社】→A社→B社→【常駐勤務先】

という形ですね。
多重請負とは、システムの開発を請け負った会社が、SESに準委任でITエンジニアの派遣を依頼し、
それを受けたSESに適任者がいない場合、さらに別のSESに準委任でITエンジニアの派遣を依頼する、という仕組みです。

この形になると何が問題となるかというと、
間に入っている会社に”報酬が引かれる”ということです。

例)
【常駐勤務先】40万支払い
→B社10万利益を取る 残30万
→A社8万利益を取る  残22万
→【所属会会社】利益5万を取る 残17万
→自分の報酬は17万

といった具合に、間に入る会社が増えれば増えるほど、間で間引かれて自分の手元に届きます。
そして、元値がいくらなのかは自分はわからないという、、、。(闇深すぎるシステム)

本来、派遣社員だとこう言った体系は法律で禁止されていますが、
IT業界では、準委任(派遣社員とは別の扱い)ということでグレーながら(これいいの?って思いますよね、、)この方法が多く取られています。

こうなると自分自身は17万円しかもらってないから、、、というモチベーションで仕事をしていたとしても、
常駐先は、40万も支払ってるのに、、、となったり、
すれ違いも生まれます。
私は元値も、いくら差し引かれているのかもわからないこの闇深いシステムに疑問を感じていました。

ちなみに私は、間が1社、手元に入っていたのは、一般的な新卒の給与ほどです。
しかしながら私は所属会社と業務委託契約でしたので、この報酬から保険料や年金、交通費もすべて自己負担。
決して裕福とは言えないと思います。
(未経験で入らせてもらったからこんなもんなのかな、、と思って受け入れました。この思いが搾取される一因になるんだろうなと今となっては思います。)

SESを通して配属される現場はガチャガチャのようにランダム

所属会社から派遣されて仕事を実際にする現場ですが、これは選べません。
会社が案件を持ってきて、面談を受けて、受かれば、現場配属、です。

何度も就職面接している気分でしたね。笑

私の場合は、
勤務地と何系の仕事、という情報のみで面談に行かされていました。
面談に行く会社名も内容もあまりわからないまま行くので、事前準備とかもほとんどできません。

そして案件によって業務はピンキリです。
いきなりコーデインングできるような開発に入れる人もいれば、エクセルやWord等でコピペするような事務作業、といった現場になることも。

通常の就活であれば、どんなところに行きたいかをあらかじめしぼり、それをもとに会社を探し、そこをリサーチし、、、、という流れかと
思いますが、そうはいきません。
必ずしも行きたい案件に配属されるわけではないことを心にとめておく方が良いと思います。

私の場合は面談後にその会社に行きたいかどうかを判断し、行きたくなければ断ってもよいといった具合で自分の意思は尊重してもらえていました。
しかしながら、中々未経験という面で行きたいと思えた現場も不採用が続き、とりあえずどこでもいいから入った方がいいのかな、、、と心折れかけましたね。
会社の人にもとりあえず入ることも大切、と言われたり、、、。

ですが折れかけたところで、気に入った現場に採用が決まり、良い現場に入ることができました。
ただただラッキーだったとしか言いようがありません。

スキルや人柄が良くても、”現場未経験”はかなり採用にネックになるようです。

面談を受けた1つの現場では、案内してくれた方、面接してくれた方々には大変評価していただけて、
いつから来れるの~といった感じで好感触だったのに、
一転、後日会っても話してもいない、チーム内の教育係になる方に”未経験ならダメ”といわれたと不採用に。

未経験だと入れない、けど現場に入れないと経験者にはなれない、という終わりの見えないループにハマり、当時は落ち込みました。

SESの会社をよく見極めることが大切

先ほど、報酬を間引かれる、という話をしましたが、会社によってその割合や対応は本当に様々です。
どんな会社なのか事前にできるだけ調べたり、面接の際にどんな人、どんな会社なのか聞きだすように心がけて下さい。

引用https://iwasawa-officialweb.com/2018/12/15/%E6%9C%AA%E7%B5%8C%E9%A8%93%E3%81%8B%E3%82%89-ses-%E3%81%AB%E8%BB%A2%E8%81%B7%E3%81%97%E3%81%A6%E5%8D%8A%E5%B9%B4%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%80%9D%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82/

”1.自社でエンジニアを抱えず案件だけ流す企業←ゴミ

多重請負の構造をつくり単価を上げる悪の元凶です。こんなとこは論外で絶対に騙されないでください。受かってもいってはだめです、ろくな案件かかえてないですよ。

こんな企業の場合は内勤は営業ばかり、研修できないから外のスクールに少し通わせる、面接は営業の人でいいことばかり言われるなどの対応をとられると思います。

2.自社でエンジニアを抱え多重請負せず下請けをする企業

この場合だとしっかり内勤にエンジニアの人がいます。
なぜなら自社での研修を行うためです。”

上記は他のblogから引用させていただいたのですが、私が所属した会社は、1のパターンですかね、、、笑
私の場合は、ちょっと特殊な会社の理念に賛同していた、ということがあったので特に深くこういったSESの在り方についてもよく調べずに所属してしまいました。
が、やはり働いていると、”これが普通なのかな。。?”と思うことが出てきたので、やはり下調べはしたほうが良いです。

転職を見越して考える

そしてSESですと、短期間で現場を転々とできるというのもある意味ではメリットです。
基本的にSES契約は短期間で設定されており、つまり簡単に契約解除になる危険性もあります。
(基本的に一か月前までに契約終了を告げればいいので、急なんですよね、契約終了が。)

ここまで、デメリットを多く記述してきましたが、デメリットだけではありません。
正直、未経験から現場に入るには、このSESを経験するか、自分で案件を取得しこなす経験をつけるかの二択かな、というのが私の肌感です。
もちろん新卒入社であれば、SESではなく直接企業に入社する道を模索したほうが良いと思いますが、
未経験で、別の業種からの転職であればしばらくの間希望の案件ではなくてもとにかく現場に入ったという歴をつけることが、次に繋がります。

が、短期間で移動できるということで、
・様々な現場・プロジェクトに行ける
・現場に参画した分だけコネクションを作りやすい
などのメリットも存在します。

今後の自分のビジョンにもよりますが、コネクションが増えるのは大きなメリットにある可能性が有ります。

なので、”入った現場に骨をうずめるぞ!!”という覚悟ではなく、
”自分のスキルアップの為。目的達成したら次”というモチベーションでよいと思います。

私がチームリーダーに
”みんなこのままこのチームにいるわけではない。レベルアップして解散していければいいんですよ”と言われて、なるほどと思いました。
踏み台といったら言葉が悪いですが、
自分のキャリア形成の為の一つのステップというとらえ方で、転職(転場)を見据えて行動しましょう。

まとめ 未経験からSESはありだけど会社を選ぶ

私はSESを経験し、たまたま入れた現場がとても良いところで、良い経歴を残すことができました。
現場ガチャの運が良かった、としか言いようがありません。

ITスキルを学習し、SESを通して現場に入ることは全く悪いとは言えません。
しかしながら、その気持ちや行動を利用し、搾取する企業もあることは心にとめておきましょう。

必ずしも悪い会社ばかりではなく、そういったSESで搾取の経験からエンジニアに寄り添った会社経営をされている方などもいらっしゃいます。

そしてこれからもエンジニアの市場は伸びていくことが予想されますので、
勉強を続け、自分を安売りせず、
おかしいと思ったら転職する(市場が伸びるということは選べる先も多いということ)というのも一つの方法です。

頑張っていきましょう!!

おしまい。

Instagram

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA